高齢者の爪が切れない原因は?

「切らない」のではなく「切れない」ことがあります

「ずいぶん爪が伸びているな」

「どうしてこんなになるまで切らなかったんだろう?」

久しぶりに高齢のご家族の足を見て、驚いたことはありませんか?

実は、爪を切らないのではなく「自分では切れなくなっている」ことがあります。

足の爪を切るのは意外と大変です

足の爪を切るには、

  • 足元まで手を伸ばす
  • 足の爪をしっかり見る
  • 爪切りを持って細かく動かす
  • 硬い爪を切るために力を入れる

といった動作が必要です。

若い頃には何でもなかった動作でも、年齢を重ねると身体が硬くなったり、足元が見えにくくなったり、

手に力が入りにくくなったりして、少しずつ難しくなってきます。

さらに、爪そのものが厚くなったり変形したりすると、一般的な爪切りでは切ることが難しくなる場合もあります。

「家族に切ってもらえばいい」とも限りません

ご本人が爪を切れなくなると、ご家族が代わりに切っているケースもあります。

しかし、

「爪が厚すぎて爪切りが入らない」

「どこまで切っていいのか分からない」

「皮膚まで切ってしまいそうで怖い」

と感じるご家族も少なくありません。

特に厚くなった爪や大きく変形した爪、巻き爪などは、無理に切ろうとすると皮膚を傷つけてしまう可能性があります。

難しいと感じたときは、無理に切ろうとしないことも大切です。

爪が伸びたままになっていませんか?

足の爪は普段、靴下や靴に隠れているため、ご家族でも状態に気づきにくい場所です。

久しぶりに足を見てみたら、

「爪がかなり伸びていた」

「以前より爪が厚くなっていた」

「爪の形が変わっていた」

ということもあります。

伸びた爪や厚く変形した爪が靴に当たれば、痛みや歩きにくさにつながることもあります。

高齢者の爪ケアは、見た目をきれいにするためだけではなく、毎日の生活を快適に過ごすためにも大切です。

ご家族の足を一度見てみませんか?

特に離れて暮らしているご両親の場合、顔を見ることはあっても、足を見る機会は意外と少ないものです。

「どうして切らなかったの?」ではなく

「自分では切れなくなっていないかな?」

という視点で、一度足元を見てみてください。

爪が厚い、変形している、自分では切れない、ご家族でも切るのが怖い。

そんな場合は無理をせず、状態に応じて専門家や医療機関へ相談することをおすすめします。

湘南からだ工房では、茅ヶ崎市・藤沢市・平塚市・寒川町を中心に、ご自宅や介護施設へ訪問してフットケアを行っています。

「こんな爪でも大丈夫かな?」という場合も、まずはお気軽にご相談ください。